診療予約センター
早く治したいけど手術はしたくない、、、
そう思ったことはありませんか？
メスを使わず治療できるんです！
腰椎椎間板ヘルニアの新たな治療法
椎間板内酵素注入療法「ヘルニコア」
酵素を含んだ薬剤（ヘルニコア）を椎間板の髄核内に直接注入して、ヘルニアによる神経の圧迫を弱める方法です。
椎間板の内部にある髄核には保水成分が豊富にあるため、水分を含み膨張した状態の髄核に、ヘルニコアを注入すると有効成分であるコンドリアーゼが保水成分を分解し、水分によるふくらみが縮小した結果、神経への圧迫が改善し、痛みやしびれが軽減すると考えられています。
特徴
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注射1本で治療が可能
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傷口は注射痕のみ
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日帰り又は1泊入院で治療が可能
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細菌感染の可能性が少ない
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傷の痛みがなく、日常生活や仕事への復帰が早い
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健康保険が適用
注意
・全ての腰椎椎間板ヘルニアの方が対象となる治療法ではありません。治療の可否については医師に相談して下さい。
・投与によるアナフィラキシー（かゆみ、蕁麻疹などの初期症状、腰痛、吐き気などの消化器症状、視野が狭くなるなど
の視覚症状）の可能性があります。アレルギー体質の方はヘルニコアの治療に注意が必要です。
・過去に椎間板内酵素注入療法を受けたことのある方は、再度この治療法を受けることができません。
・ヘルニアの形や出ている位置によっては、椎間板内酵素注入療法の適応とならないことがあります。
名古屋共立病院は
椎間板内酵素注入療法「ヘルニコア」実施可能施設です
「腰椎椎間板ヘルニアってなに？」
脊椎は椎骨という骨が積み重なって構成されています。この椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たすのが椎間板です。椎間板内部は髄核と呼ばれる保水成分で構成され、周囲を線維輪で囲まれています。この髄核が何らかのきっかけで線維輪を飛び出してしまった状態をヘルニアと呼びます。このヘルニアが神経を圧迫して、下肢の痛みやしびれ、腰痛などの症状を引き起こすのが腰椎椎間板ヘルニアです。
主な治療法
腰椎椎間板ヘルニアに対し、これまで保存療法か手術療法のいずれか
でしたが、その中間の治療として椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)は、
2018年から保険適用となった新たな治療法です。
保存療法
安静、コルセット、
薬物治療、神経ブロック
ヘルニコア
椎間板内酵素注入療法
手術療法
手術によりヘルニアを取り出し、
神経の圧迫を取り除く
治療の流れ
入室から退室までおよそ1時間程度で終了
治療当日
Ｘ線透視室のレントゲン台に
横になり体の位置を調整します。
注射
ヘルニアに注射します。
しばらく安静にし、薬による
副作用がないか確認します。
終了
問題がなければ、帰宅できます。
医師の判断で入院となる場合も
あります。
※投与後1週間は、腰に負担のかかる動作は避けてください。
費用
50,000円～65,000円
（3割負担の場合の自己負担額）
認定基準
【医師要件】
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日本脊椎脊髄病学会指導医もしくは認定医
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椎間板穿刺経験がある、もしくは腰椎椎間板ヘルニア手術50例以上の経験がある医師
【施設要件】
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X線透視設備（C-アームなど）があり清潔操作のもと本剤を投与可能な施設
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ショック・アナフィラキシーに対応可能な施設
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緊急時に脊髄手術ができる、または脊髄手術ができる施設と連携している施設
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入院設備がある施設
名古屋共立病院は
椎間板内酵素注入療法「ヘルニコア」実施可能施設です
医師紹介
脊椎・脊髄外科センターセンター長 湯川 泰紹 医師
【資格】
日本整形外科学会
･整形外科専門医
･脊椎脊髄病医
･脊椎内視鏡下手術技術認定医
日本脊椎脊髄病学会
･指導医
･脊椎脊髄外科専門医
･評議員
和歌山医科大学 整形外科 臨床教授
日本脊椎インストゥルメンテーション学会 幹事
日本成人脊柱変形学会 幹事
日本脊髄障害学会 評議員
AO Spine Japan 代表
医学博士
脊椎・脊髄外科センター部長 加藤 文彦 医師
【資格】
日本整形外科学会
･整形外科専門医
･脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会
･名誉指導医
日本リハビリテーション医学会
･リハビリテーション科専門医
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